【立命館大学 共同プロジェクト】滋賀県産規格外キャベツを使いフードロス削減を目指す

立命館大学食マネジメント学部・小沢ゼミとカネ吉山本の共同開発によるカネコロシリーズ 新商品「キャベツメンチかつ」を発売しました。


開発背景

この商品開発は、カネ吉山本から小沢ゼミへ「滋賀県及び近江八幡市を盛り上げる新たな商品開発を一緒に行いたい」という相談がきっかけで始まりました。小沢ゼミでは、「食を通じて社会課題を解決する」をテーマに研究活動を行っており、今回の商品開発では、規格外の野菜を使用し、SDGsの目標の一つであるフードロス削減を目指すとともに、滋賀県産の規格外野菜を使用することで県内での地産地消を促進することに注力しました。学生たちは、この商品開発を通じて、社会全体の課題解決に向けて積極的に取り組みました。

規格外のキャベツ畑の様子

規格外のキャベツ
これらのキャベツたちは、形や大きさが規格に合わないために市場に出せないとされています。

学生との商品開発打ち合わせの様子

熱心な大学生達からは、様々アイデアが飛び交い、創造性と情熱が部屋中に溢れていました。
学生と打ち合わせの様子

滋賀県庁での記者会見の様子

記者会見の様子
学生たちは約40種類以上のレシピを考案し、水分量などを調整し試行錯誤の上、完成したことを発表しました。

「キャベツメンチかつ」について

キャベツメンチかつ

人気の高い揚げ物である「メンチカツ」に注目し、消費者の食べやすさと美味しさにも重点を置き、キャベツを大きめにカットし、炒めてから混ぜ込むことによりキャベツ本来の甘みを引き出しました。

「カネコロシリーズ」について

年間100万個売れる、カネ吉山本一番の看板商品です。黒毛和牛・近江牛のお肉と、北海道産のジャガイモ、国産の玉ねぎを使い、自社で手作りしています。きめ細かいパン粉を使用することで、余分な油を吸わず、カリカリな衣で冷めても、おいしくお召し上がりいただけます。愛され続けて70年以上。コクのある甘めの味付けは、今も変わらぬ味です。

カネコロのこだわり

  1. 素材にこだわる、国産のみを使用
    素材の主原料であるじゃがいもやキャベツは、国産のみを使用し、製造・加工も全て自社工場にて行っています。
  2. レンジで温めるだけで出来立てのおいしさ
    こだわりの油で揚げたカネコロは、おうちでの揚げ直しが不要です。電子レンジ調理するだけでおいしく召し上がっていただけます。
  3. 独自製法の「秘伝油」
    カネコロの美味しさは、この秘伝油がポイント。お肉屋さんならではのラードや牛脂を独自に配合した秘伝の油で揚げたコロッケを、店先で、おうちで、おいしいカネコロをすぐに食べていただけます。

立命館大学-食マネジメント学部-の紹介

立命館大学食マネジメント学部は、食科学の深い知見を培うとともに、高度なマネジメント能力と実践的な行動力をそなえた、食の人類的な課題解決に寄与できる人材育成を目指し、2018年4月、びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)に開設しました。
経済学・経営学を基盤にした、「マネジメント」「カルチャー」「テクノロジー」の3領域の総合的な学びを通じて、食の社会的なあり方や、文化的・歴史的な背景、そして自然科学的な知識を修得します。食科学という新しい学問分野を切り拓くとともに、食に関わる課題を俯瞰的かつ総合的に捉え解決し、高度にマネジメントできる人を育成します。